3712声 ホーム

2018年01月11日

朝5時30分を過ぎた新宿駅の階段には、たくさんのホームレスが肩をすぼめて寝ている。家があってもなくても、そこがホームでなければ、ホームレスかもしれない。ホームレスの中にもそれがホームなホームレスはきっといるし、家持ちの中にもホームレスはたくさんいる。まだ朝日の眩しさがあるうちに高崎に到着。生気を削ぐような尖った寒さの朝。無性にお腹がすいてしまい、松屋の朝定食を食べた。いつも深夜にいるおばちゃんが、ちょうど仕事を終えて、帰るところだった。女性は年齢に関係なく、制服と普段着はとても違う。今日はオーパで一日店番をして、帰りにボッカで一杯。喉の調子が少しよくなってきたと思う。咳を我慢するのは、本当に疲れる。帰りにまた、松屋。今朝会ったおばちゃんが、あまり気の利かないアルバイトに小言を言いながら、てきぱき働いている。