3759声 深い霧

2018年02月27日

花粉症対策のため、夕方、耳鼻科へ寄った。
入り口で受け取った整理券が73番。
待合室の電光掲示板に案内されている数字が50番。
つまり、私の前に20人以上も待っているということになる。
待合室の人数から見ると、一旦、外へ出ている人もいるらしい。
こどもたちは、待合室の奥のアンパンマンのシートが敷いてある一角で、
寝転んだり、本を読んだり、喧嘩していたり、ぐずったり。
一時間半くらい経過しただろうか、呼ばれて軽い往診を受け、吸入をした。
子どものころ、中耳炎になって依頼の、吸入器である。
あの時分より、幾分、近代的になっているような。
水蒸気のような煙を鼻に当てたホースから吸うのだが、
なんだか、深い霧の中にいるような感覚であった。
ごった返している薬局で薬をもらい、帰って来た。