2010年04月23日
午後三時と言えど、雨降りの道には薄闇がかかっている。 霧雨降りしきる、路肩、ガードレールの脇に、ほっかむりをした御婆さん。 傘をささずに二本、抱きかかえ、路の先をじっと見ている。 私は信号待ち。 バックミラーから御婆さんの視線の先を確認すると、そこに豆粒大の影。 黄色い帽子を被った、小学生の男の子が一人、走って向かっている。 御婆さんは二本、傘を抱えたまま、路の先をじっと見ている。