849声 昭和の抜け殻

2010年04月28日

明日は祝日、昭和の日。
天気予報は晴れだが、言われなくったって、分かっている。
過去3年、つまりはこの「めっかった群馬」が立ちあがってからは、
雲一つなき五月晴れであった。
そして、毎年、気温が20度を超え、夏を感じさせる濃い日差しを、
伊勢崎市の路地裏で受けていた。
今年は、その路地裏へ出掛ける用事も無かったのだが、因果因縁とは侮りがたきもので、
急遽、伊勢崎市へ出掛ける用事が出来てしまった。
しかし、それまでの年と違う点は、クレインダンス事務局(と言っても、ほのじであるが)
へ逼塞して、日がな一日、作業する事になりそうだ。
「いせさきアーティストフェスタin路地裏」
と言う、毎年、昭和の日に開催されていたそのイベントも、
この「めっかった群馬」と言うサイトも、多分に「昭和色」が強い。
それもあってか、このサイトなどを贔屓にしてくれている方から、時折、
質問される機会がある。
「昭和文化の保存ですか」
と、直球勝負。
こちらも、その方が質問内容の芯を捉えやすいが、私の打ち返す球は、
きまってファールボール。
三振覚悟で、説明をつけるならば。
昭和から平成に時代は移った。
あるものは、地中から這い出た蝉の如く、古い殻を脱いで、
美しい羽を持つ成虫へと脱皮し、大空へ飛びたって行った。
また、あるものは、蛇や蜥蜴の如く、古い皮を脱ぎ棄てた。
脱ぎ捨て、その本体は確実に成長しているのだが、体表面に目立った変化はない。
日盛りの中、大きな止まり木にしがみ付いて、ミンミンと蛙鳴蝉噪しているものよりも、
私は何故か、脱皮を繰り返しながらも、未だに、ジメジメとした日陰で、
ひっそりと蠢いているものに魅かれるのだ。
とまぁ、ここらで三球三振バッターアウトって、場面だろう。