3782声 記者会見

2018年03月22日

映画の制作記者会見に立ち会うために東京へ向かった。

 

悲しいかな田舎もの、途中で到着先の変更指示を受けてカーナビを操作したら変なルートを選択してしまいおよそ1時間も時間をロス。僕は運転ではなかったのだけど、一人途中の駅に降り、電車を使って会場となるビルに滑り込んだ。

 

今、よほどのことがない限り、制作前に映画の会見が開かれることはないという。この映画はそれだけ、制作する側の熱意が並々ないのだ。監督や出演者などの側にいて、それを再確認した。

 

先に書いた『まく子』といい、この作品といい、近頃急に身の回りが映画づいてきた。映像の仕事も増えてきたし。映画学校を卒業したものの、制作会社の厳しさからドロップアウトし、群馬テレビに受かる気まんまんで内定も何もないのに群馬に戻り、落ちて犬の散歩に明け暮れていた25歳の僕は、一地方のハローワークの求人を眺めては「もしかしたらもう映画に関わることはないのかもしれない」と思っていた。

 

ただ、好き、を続けた結果なんだけどね。周りに感謝しないとね。