2018年06月25日
夜、酒席。 慣れぬ銀座の往来を通り抜けて、 有楽町の駅舎の光が見えると、小さく安堵した。 山手線に乗り、総武線に乗り換える。 夜も更けてきた車内には、赤い顔したサラリーマンが多い。 酔っ払いが自分だけではない、この空間に小さく安堵。 これに席に座れた安堵が加われば、降りるべき駅を 乗り越してしまう可能性が大きいことは、経験上分かっている。 そんな自戒を思い返しつつ、吊り革に両手をかけていた。