山下達郎を、今更ながらに尊敬している。もうずっと3年前くらいまで、「クリスマスイブ」と夏の爽やかな歌を歌う、ラジオでマニアックな音楽を紹介するおじさん。という認識しかなかった。
音楽の流行りはぐるりと回っていくもので、シティポップというジャンルなのか、今音楽好きな若い人に人気があるバンド、YOGEE NEW WAVESやnever young beachは山下達郎のファンを(確か)公言し、それだからというわけでもないけど山下達郎を聞いたら・・良い。
昔はなんだか歌に「意味」を求めていて、それは「物語性」とも言えるのかもしれないけど、感情を揺られないと物足りないと思っていた。でも、だんだん「聞いていて気持ちよい」という、言ってしまえば普通の音楽の楽しみにシフトしてきたのかもしれない。
山下達郎はぐるりと回って古びない。古びない、には何が必要なんだろうな。