5月末に中之条町や前橋市等で撮影された、篠原哲雄監督・横山秀夫原作・山崎まさよし主演の映画『影踏み』。角川大映スタジオで、今日はオールラッシュが行われた。オールラッシュとは、音楽が入らず音や色味の調整はまだだが、それ以外はほぼ完成という状態。関係者向けの試写だった。
僕が実行委員長をつとめる「伊参スタジオ映画祭」はそもそも、篠原哲雄監督・山崎まさよし主演の映画『月とキャベツ』のファンが中之条町を訪れるようになったことを大きなきっかけとしている。「クライマーズハイ」「64」などで知られる小説家の横山秀夫さんも、映画祭のシナリオ審査員を務めていただいた時期があり、映画祭での3者の雑談がこの『影踏み』を作るきっかけにもなっている。縁深い映画なのだ。
原作もシナリオも一部撮影現場も読んで見た作品ではあったが、実際2時間程度の映画として組まれているものを見ると印象は別。普段映画を見ても泣くことはないのだが、あるシーンでは(そういう展開になると知っていても)泣いてしまった。
1本の映画が作られるまでは、長い道のりがある。『影踏み』とも、長いお付き合いになりそうだ。

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