4017声 山場

2018年11月13日

山場を登っている。

 

3日に1度以上は会社に泊まっている。そんなに夜遅くまで仕事してもうつらうつらするのはわかっているが、家に帰っても最近は無趣味状態。寝るだけなので、少しでも仕事が進めばと思って粘ってしまう。僕にとって仕事が捗る時は2つあって、1つは良く寝て万全の状態の午前中。ただし、細かいことに気づいてやらなければならなかったり、電話があったり人に会う必要ができたりで、確保できる日が少ない。もう一つは深夜。こちらは他者の干渉はない。そして不思議なことにうつらうつらして全く進まないことはあっても(あるいはあえて仮眠をとったりもするけど)あるときふとスイッチが入ったりする。そのあと3時間くらいはぐんぐん仕事が進む。

 

とはいえ、僕ももう40手前となってしまった。こんな働き方が良いはずはない。あと1年と二十日くらい、ちょうど40歳になったら「働き方の抜本を変えたい」と思っている。いや、思ってはいる、ずっと。僕はずいぶんと地元(中之条)ラブな人間と思われている気がするが、いっそ遠くへ行ってしまおうか、などという根拠もない発想が浮かぶのは、きっと深夜だから、あるいはストレスのせいなのだろう。来月になるのか来年になるのか、山を越えれば楽になるはずだ。そう思って登るしかない。