4102声 餅太郎

2019年02月06日

冷たい雨の降る一日であった。
先ほどまで餅太郎で一杯やっていた。
餅太郎とは、10円くらいで買えるおかきというかあられというか、そんな駄菓子である。
この間、近所の節分会に行ったとき、帰り際に私が靴紐を結んでいると、
小学五年生くらいの男の子が近づいてきて、「どうぞ」とくれた。
それが、この餅太郎である。
あたりが暗かったので、私が落し物を探しているように見えたのだろうか。
それにしては「どうぞ」というのも、腑に落ちない。
やはり、恵まれないおじさんへの慈悲であろうか。
変わり行くこと多いが、餅太郎は変わっていない。