4121声 九十六年

2019年02月25日

昨日は、ずいぶん御無沙汰していた句会に参加した。
梅の香る寺や犬や子どもの走り回っている公園を吟行して、句会。
若干の二日酔いによる心の濁りか、なかなか句作に集中できなかった。
そのため、おぼろげな句ばかりできた。
句会の後は、酒席となった。
この句会の最高年齢は九十六歳の御仁である。
自分の足で来て、酒を飲んで、帰る。
もちろん、しっかりと吟行も句会もして。
恐れ入る、と同時に、五七五だけで通じ合えるのだと、
俳句の持つ力に改めて関心してしまう。
蛇足だが、この日の自分の特選はこの御仁の句であった。