4292声 ケグ洗浄

2020年01月24日

よく働いた。案件が多ければ疲れる。そこに一つ一つ丁寧に向き合えばなおさら疲れる。そんなことは当たり前にしている人からすれば、当たり前である。けれども私は案件ばかり多くてその一つ一つに丁寧に向き合う余裕なんてないというのが、ずっと、常だった。ところがいつの間にか、丁寧に向き合うことは当たり前だ、になってきた。案件を減らせたことが大きい。それはビールを作るようになってからである。料理に比べてビールは案件が少ない。それにより落ち着いて目の前のことに集中できるようになった。集中できるというのは、深堀りできるということにもつながる。それが、丁寧さや気づきをもたらしてくれる。料理ははじめから、一度に2つ以上のことをできることを要求される。それを要求され続けると、一度に3つ4つ同時進行でできるようにはなるものの、目の前のことに対する深堀りが少なくなる。大変さ故に素通りになる傾向が高くなるのである。今日やったこと。税務調査対応、市場への仕入れから久しぶりに魚もおろしたし桂むきもしたこと、シンキチのビールを飲んでくださる団体のお客さんへの接客、スタッフへの、これは接客とは言わないが、信頼を目指した対応、その合間のケグ洗浄。このケグ洗浄で、調子を整える。ケグ洗浄が、自律神経を調整してくれるのである。ケグ洗浄の、なんとありがたいことか。