4474声 万引き家族

2020年07月24日

何度か借りるのだけど(なくなって欲しくないから・・というほどでもないけど今だにレンタルショップ利用派)結果見ないで返すDVDというのがあり、ウディ・アレンの『アニー・ホール』などは3回くらい借りてまだ見ていないのだが

 
是枝裕和監督『万引き家族』(2018)もまた、公開時映画館に行けず、自分の中の高すぎる期待値と、ここんとこずっと有名俳優の起用が多いのでそれが気になって物語に入っていけないんじゃないか問題(フィクションと割り切る映画なら良いのだけど、ドキュメンタリーっぽい作品では気になる)により、今まで見ずにいた。

 
今回も、数枚借りたDVDの中で最後に残った見ずにいた1枚であったのだが、昨晩はもらったラム酒をロックであおった勢いで(酒を飲んで映画を見るという行為は失礼な気もするが)いよいよ『万引き家族』を見てみた。

 
確かに、いくら酔っていても、ドキュメンタリー的な進行の途中で高良健吾さんと池脇千鶴さんが出てきた時には(2人とも個人的に好きな俳優なので)現実に戻された気がしたが、僕はこの映画・・好きだった。そして、朝メールを確かめると「『万引き家族』DVDお買い上げありがとうございます」というメールが届いていた。そう、注文したんだ。覚えてはいた。

 
わざわざ買った理由としては、すでにDVDを所有していて個人的に邦画を振り返る時には外せない同監督の『誰も知らない』(2004)と、この『万引き家族』(2018)を立て続けに見たいと思ったからだ。それで感じることは、どこにどうというわけではないが、【今後に】活かせそうな気がする。

 
僕はなくなって欲しくないから・・というほどでもないけど今だにレンタルショップ利用派ですが、『万引き家族』は今ならNetflixでも見られます。今更ですが、おすすめです。