4660声 すべて胃袋へ

2021年01月19日

朝少し仕事をして、都内へ。恵比寿にある寿司屋でランチをいただく。駅からは少し離れた場所のビルの地下なのに、予約で満席だった。ネタは多く、とても丁寧かつ、仕事は多岐にわたる。シャリも握りもやさしく柔らかく、10貫ほどで構成されるコースは、穴子の握りでピークを迎える。あんな穴子は食べたことありません。長崎対馬の、やや大きめの穴子だと説明していた。忘れられない味となった。一つ思ったのは、その店はマスターと若い子4人の店だったが、マスターが寿司も接客もするのには限界があると思った。あそこでお客の興味を分散できるスタッフがもう一人いたら、もっと厚みのある、あたたかい空間になる。寿司のあとはとくに用もなく、恵比寿から渋谷方面へ歩いた。恵比寿から渋谷、原宿と、明治通りを歩く。明治通りは洋服屋の最先端のブランド店でひしめいていた。私でも知っているブランドも多い。ジロジロ見ながら歩いて、店の外からウィンドウショッピング。青山まで歩いて、グーグルマップで見つけたワインショップへ。そこで昨年チェコへ行ったときに飲んだ、ジュラのワインを見つけた。3週間のヨーロッパ旅で、一番おいしかった酒である。洋服には興味がないから店にも入らないが、ワインはすぐに飲んでしまうのにそこそこの値段のものを喜んで買ってしまう。それで満足して、高崎に帰ってきた。これから開けようと思う。