「仕事は忙しい奴にやらせろ」という話を聞いたことがある。詳しくは忘れたが、忙しく動いているやつはより早く仕事を済ませるからだったような気はした。上司から部下にそれをやれば今時代的にはパワハラである。
がしかし、過去一忙しい(毎年言ってる気が)タイミングを見計らったかのように色々仕事のお声がけをいただく。内容によってはさすがにお断りすることもあるが、極力僕以外の誰かに回せないかとか、そのくらいならやれるかなとか考えたりはする。
たとえば、会社そばにある「カラオケジュピター」から、「看板を新しくするんすけど、デザインしてくだい」とLINEが届いた。そういうのは得意じゃないし、きちんとやるなら手順もあれこれある案件だが「やれる範囲で良い」とのことなので来た球をコーンと一度打ち返した。それが即採用、地元の優秀な看板屋塗装屋によってあっというまに看板になったという。
「全室24時間換気システム導入」それが、店名や営業時間のほかに入れてほしいという一言だった。ジュピターの大ちゃんは、カラオケ店を開けながらも道の駅八ッ場でハンバーガーを販売したりしてがんばっており、カラオケ自体もまだあきらめていない。今引き受けたのは、ちょっとでもその手助けになれたらという気持ちもあった。
今日、新聞代配(母体が新聞販売店)を終えてバイクそのままでつーっと見に行ったら、悪くない看板だった。そういえば、最後にカラオケに行ったのはいつだろう?