4781声 良識が宿るとき

2021年05月11日

久しぶりに5日連続で営業したら疲れた。お客さんが来てくれることが、何よりありがたい。同じくらいに、食材が終わることがありがたい。その2つの安堵感で明日を生きる、みたいなことである。売上は二の次である。要するに、達成感は二の次である。日々の安堵感が大事で、もしかしたらひとまずそれで十分で、そのために全力を尽くす。人生に良識や節度が宿るのは、そういう、地味な終了感へ向かって惜しみなく動いているとき、だと思う。今朝は曇り空。今日はゆっくりする。