5016声 民藝と俳句と太陽

2022年02月01日

令和4年も2月となりました。
本日から坂口です。
よろしくお願いします。

東京国立近代美術館で『柳宗悦没後60年記念展 民藝の100年』が開催中である。最初は混んでいるだろうから、空いてから行こうなどと考えていたら、まん防となってしまった。今なら空いているかもしれない。が、まん防と同じ2月13日までである。行けそうにない。ということで、カタログを取り寄せてしまった。

「民藝」は、1925年に柳が、河井寛次郎、濱田庄司とつくった新語だそうだ。

なんだか、俳句に似てるな、とおもった。正岡子規が俳諧革新運動で広めたのが「俳句」。

民藝も俳句も、自分の価値観を世に問うたものだ。そういう意味で似ているとおもったのだ。

『太陽の季節』で、太陽族を生み出した石原慎太郎が亡くなった。89歳。晩年の言動も、戦後派青年だとおもえば、納得。まさに太陽族として一生涯だった。