ロシアがウクライナに侵攻した。
以前、地政学の本で、ロシアは国境を線ではなく、面で考える国だということを読んたことがある。仮想敵国との間に緩衝地帯としての衛星国が必要と考える国なのだ。この感覚は、国境は線だと考えているとわかりにくい。ロシアにしてみれば、ウクライナを失うことは、国境が後退することなのだ。
でもね。
国益を最優先に考えれば、今回の選択肢は間違いだろう。植民地よりも、領土の拡大よりも、自由貿易のほうが国が豊かになることは、歴史が証明している。国民国家よりも多国籍企業のほうが栄えている現代において、武力による命のやり取りは、経済的ではない。ウクライナとロシア国民が気の毒だ。とても悲しい気分だ。
居は気を移す。
独裁という地位は人を愚かにする。
#川柳もどき
裏地見る?裏地味ーな独裁者