5045声 わさわさ

2022年03月02日

今日も一件、大きめの予定が飛んでしまった。三月に入って、明らかに人流が変わった。列車も混んでいるし、駅を行き交う人も、みな大きな荷物を持っていたり、なんだかわさわさと落ち着かない。飛んだといえば、今朝、庭のフェンスにスズメほどの赤茶色の小鳥が来ていた。ジョウビタキであろう。「鳥帰る」という季語がある。渡り鳥が春になって北へ帰るのである。「まだ、日本にいたほうが良いかも」と思うや否や、「チッチッ」と小さく鳴いて行ってしまった。北の大陸の方の戦火に巻き込まれなければ良いが。どうも、心が巷のわさわさを引きずっている。