5069声 四百年の貫禄

2022年03月26日

春の嵐で雨風強い一日。毎月の定例句会。もちろん、吟行は桜。弘法寺の伏姫桜を観に行った。七分咲きといったところか。それでも、樹齢四百年の貫禄、十分に荘厳であった。数々の文人墨客もこうやってながめたのであろうな、と思いつつ、破れかかったビニール傘にしがみつきながら、指を折って句を作った。午後は句会で、私は振るわなかったが、参加者も振るわなかったようで、改めて桜の難しさを感じた。