5075声 坂口さん

2022年04月01日

熱心な読者であれば承知のことと思うが、堀澤さん、抜井さん、すーさん、僕で回してきた「めっかった群馬」に、2月から坂口さんが加わった。抜井さんは現在他県、堀澤さんすーさん坂口さんは高崎、僕は1人吾妻であり、坂口さんとも何度も何度もお会いしているわけではないのだが、もう何年も前にはじめて会った際に「大人な人だなぁ」と思った記憶があり、その印象は今も変わっていない。

 

2月の投稿を読ませていただいた。坂口さん自身、都々逸(どどいつ)を嗜まれたりしているので流石に言葉の使い方が的確。印象的なのは、日々何かしらの新しいことや思うことを発見し書いていることだった。生活というものはある程度似た繰り返しになりがちな中で、その人が置かれた状況もあるが、その人自身が発見をしようとしているかどうかで精神的に豊かかどうかは決まる気がしている。そしてやはり、文章を読んでも「大人な人だなぁ」という印象は変わらない。「呪術廻戦」や「鬼滅の刃」といった大人な人が読むかどうかはわからないコンテンツが出てきたとしてもだ(ちなみに、僕は当然どちらも読破している)。

 

4月。姪っ子は大学へ進学せず、介護関連の会社に就職した。近くを見ても遠くを見ても生活の変化がくっきり見える時である。しかし、大人な人だなぁなどと呟いている僕がすでに42歳なのだ。姪っ子や、若者から見たら「いい大人もいい大人、日本語的には初老と呼ばれる年齢」である。どれだけ自己認識が幼いのか・・

 

そんな僕自身、大きく変わったこともあり、変わらないこともあり。4月だから初めて「めっかった群馬」を読んでいる、という方はほぼいないと思うが、よろしくお願いします。岡安賢一と言います。