嘘をつくということは、子どもの発達の証と言うが、もちろん、宇宙語と片言の単語しかしゃべれない1歳児が嘘をつくなんて高等なコミュニケーションができる訳がないが、最近、食べ物の好き嫌いが出てきた。昨日はハンバーグと茹でた人参が付け合わせだったが、ハンバーグはモリモリ食べ、人参は残して彼女の夕食は終了した。いつも、娘のご飯の後に、我々夫婦がご飯を食べるのだが、この日娘はまだハンバーグが食べたかったらしく、空のお皿を持って来てあーあーと言って差し出してくる。「まだ食べたいの?」「うん」。ハンバーグのかけらを乗せると瞬殺でパクッ。そしてまたお皿を差し出してくる。何度かそれを繰り返した後、今度は人参を乗せると、あっちゃーみたいな顔して、ただ、お皿が空にならないと次のハンバーグが食べられないので、人参を掴んで、まるでお口の場所が分かりません的に、おでこに当て、次にほっぺに人参を当て、はらりと人参を捨てた。そして、空の皿を差し出す。「そっかぁお口の場所を忘れちゃったか~」とハンバーグを載せると瞬殺でパクッ。お口の場所覚えてるじゃーん。