朝から身体が重い。昨夜は酒をセーブしたつもりなのに積み上げた飲み過ぎからか、続く異常な暑さからか、どちらもか。神澤さんとともちゃんに手伝ってもらい、どうにかザブンの片付けが終わった。8年間いろいろあった。うまくいかなかったことばかり思い出す。この店を営業していたから出会えたかけがえのない人がいる。理屈じゃない近くにいる人が何より大事だと思うようになった。コロナでなおさらそうなった。近くにいる人は物理的な距離だけでなく、会わなくても近くに感じれば近い。今は亡き人であればもはや向こうの事情は関係ないから、常に近くにいる。大切なものを忘れずに生きていきたい。感傷に浸る間もなく汗が吹き出る。