5168声 タフガイと日傘

2022年07月03日

本日は法事だった。父の三年祭。

霊園では暑すぎるということで、場所を神社に変更して執り行った。雨も少し降ったので、神社の参集殿で行ったのは正解だった。空調も効いていて良かった。

 

いきなり、話は変わるが、

イギリス人男性は傘をささないというのを英語の教科書で読んだことがある。雨くらいで傘をさすなんて、タフガイじゃない、イギリス紳士じゃないというような内容だったように記憶しているが、ちょっと調べてみると、実は色んな理由があるらしい。

一年中ぐずついているイメージのロンドンたが、そもそも日本より「降水量」は少ない。

「雨の日」は、ほぼ東京と一緒でも、降水量が半分以下で、一日中雨という日はほとんどなく、少し待てば雨はやむような天候。15分くらいで弱まる雨がほとんどらしい。空気も乾燥していて、濡れたコート類もすぐ乾く。

加えて、

・傘の役に立たないような強風が時折吹く

・治安がよくなく傘立てに置いておこうものならすぐ盗まれる。

・そもそも傘立てなどどこにもなく、もてあます。

などなど・・・

 

ビニール傘は強風ですぐ壊れてしまい、日本の駅などでも、壊れたビニール傘がたくさん捨てられている光景を目にすることがあるが、環境意識が高いイギリス人には、こういったことも好まれないらしい。

 

それでは、イギリス人がまったく傘をささないのかというとそうでもないらしい。日本の雨の日の光景とは、明らかに違うが、それでも結構さしているとのこと。少し安心した。

 

そんな、傘には厳しいイギリス人だが、その割に、ロンドンには、立派な傘を売っている店が結構あると言う話を聞いて、ロンドンに行く息子にお土産として傘を頼んだことがある。イギリス製の立派な傘をさせることを楽しみにしていたのだが、スーツケースに入らなかったとのことで断念したと言われた。よく考えればそうなのだが、惜しい思い出の一つだ。

 

日傘のことについて書こうとおもったのに、ちょっと

長くなってもしまったので、日傘のことは、明日書こうとおもう。