5170声 ニュータンタンメン

2022年07月05日

今日の高崎は台風の影響もあるのか、梅雨に戻ったかのような天気だった。日傘兼用の雨傘は今日も活躍した。最近買ったもののなかでは当たりである。日傘兼用の雨傘、おすすめですよ。

 

さて、

岡安さんが、4841声で、

『Nverland Diner 二度と行けないあの店で』のこととを、また4662声では、

「元祖ニュータンタンメン」のことを書いていた。

 

 

今日は、この二声に関連して、わたしの「Nverland Diner」の中の一つを書いてみたい。

 

元祖ニュータンタンメンは、わたしにとっても、思い出深い味である。元祖ニュータンタンメン本舗が川崎のソウルフードだということは、5年ほど前に知った。東京にも店があるということを知って、品川や蒲田の店まで行って食べたこともある。そして、最近はサッポロ一番から袋麺が出ているので、ひき肉と溶き卵を入れてときどき家でも食べている。

 

 

しかし、わたしにとっての本当の思い出のニュータンタンメンとは、かつて高崎市鞘町にあった「王ちゃん」というラーメン屋だ。

 

わずか8席のカウンターのみの小さなお店で、ご夫婦で経営されていた。看板メニューは、タンタンメンで、「ニュー」はついていなかった。しかし、世の中の一般的な担々麺やタンタンメンとは明らかに違っていて、鶏がらベースの塩スープに、ニンニクの効いたひき肉ととき卵が乗っていた。週に3、4回通っていた時期もある。タンタンメン以外のラーメンも美味しくて、タンメンや味噌ラーメンもよく食べたが、やはりなんといってもタンタンメンが美味しかったし、10回に9回は、タンタンメンを食べた。

 

 

そんな王ちゃんでの思い出を一つ。

ある日こと、王ちゃんに行き、席に着き、いつものように注文し、出てきたタンタンメンを口に含んだ。すると、味がとても薄いではないか。香ばしいニンニクの香りや、いつもは食欲をそそる唐辛子の刺激がほとんど感じられない、なんだか全体的にもの足りないのだ。食べながら、何が違うのか考えた。・・・

 

途中ですが、思いのほか長くなってしまったので、続きは明日にしたい。