甘楽町に「めんたいパーク」ができて、そこの「鬼盛り!めんたい丼」を食べた人の話を聞いた。
美味しいけど、一年分の明太子を一食でとったような感覚だそうだ。
めんたいパークには工場も併設されていて、つくりたての明太子が購入できるらしい。
明太子の原料は、スケトウダラの卵子。スケトウダラは、アラスカやロシアや北海道で水揚げされる。博多明太子の原料となるスケトウダラも同じだ。
ちなみに、博多でつくったものだけを博多明太子と呼んでいいらしい。そりゃそうなのだが、なんだか仙台の牛タンに似て、それでいいのかともおもう。原料がなくても、技術があれば名産がつくれるということなのか。新ラグジュアリーの参考になるかもしれない。
まあ、そう名付けることで売上が上がるともおもえないが、めんたいパーク群馬でつくられた明太子は、甘楽明太子、または群馬明太子と呼ぶことができそうだ。かねふく製だけど。
めんたいパーク群馬のウェブサイトを少しのぞいてみたが、たしかにどこにも「博多」とは書いていない。ブランディングは意識していそうだ。
めんたいパークに行けば、明太子について学ぶことができるのだろうか。機会があれば訪ねてみたい。