比べたことがないので分からないが、家の娘は泣く、拗ねる、ぐずる、甘える、誘い笑いなど、多彩な感情表現を使い、人の機微をつかんで、自分の要求にまでたどり着く天才だと思っている。お風呂にはいるのを最近嫌がるので、アンパンマンのバスボム(中からキャラクターが出てくる。)を購入したところ、お風呂には喜んで入るようになった。ただ、体を洗うと鳴き始める。泣き叫ぶ時も多い。ただ、こちらも体を洗わずに出す訳にもいかない。今日もバスボムで遊んだ後に、そろそろ体を洗おうかというタイミングで、おしっこに行きたいという。お風呂だからここですればと言っても、トイレじゃなきゃいやだとぐずる。妻を呼んででトイレに行かせる。その後、娘がお風呂に戻ってくることはなかった。お風呂に入れて安心した父と、トイレで排泄ができるようになって欲しい母の思いの間隙を縫った、ルパン三世の不二子ちゃんばりの見事な脱出であった。ちなみに妻に確認したが、おしっこは出なかったとのこと。