娘が同い年の女の子と公園で遊んでいる。同級生とはいえ10ヶ月近く年が離れ、背も2/3ぐらいしかない。基本的には一緒に仲良く遊んでいるのだが、そこは相手もこども、家の娘が持っているものを欲しくなる。「○○ちゃん、それかしてー」と娘の持っていた木の実やおもちゃのサングランスを取り上げている。娘はあんまり抵抗せずに渡している。先日、保育園で娘が、おもちゃと取られても、最近返してと言えるようなったんですよ~と先生が話していたが、ある意味、早生まれで体も小さいので取られ慣れているのかもしれない。ただ、娘が大事にしている、中にガラスの宝石が入った首から提げる小さなバッグだけは、貸してと言われても容易に渡さず、遠くまで駆けて逃げていた。でも結局捕まって、そのバッグも渡していた。ある意味、娘の多彩な感情表現や他人を観察する姿勢は、早生まれというハンディの中で、この子なりに見つけた生存戦略なのかもしれないと思った。