5270声 木を探しに

2022年11月12日

南砺へ。7時過ぎに出発。途中休憩をしながら、到着したのは13時半になった。まずは直径60cm、長さ4mもある能登ヒバの原木を見せてもらう。調理台の上に敷く板をこの巨木から取る予定と言っていた。次にそこから20分ほど車で行った別の場所に移動し、そこにはカウンターに使うケヤキがあって、たくさんある木の大群の中から選んだ。2時間近くかけて選んで決定。素朴な木目の、南砺のケヤキに決まった。能登ヒバを調理台に使うのは、抗菌効果があるから。酸が強く、スパイシーな香りがする木である。今日もいろいろな木の香りを嗅がせてもらったが、この能登ヒバとヒノキが強い香りだった。棟梁曰く「能登ヒバはヒノキよりも水に強いんじゃないかと思っている」とのこと。陽も傾いてきて、南砺の田園風景が美しい。稲刈りの終わった田んぼと、軒先に干柿が吊るされた農家の景色が続く。晩飯は寿司屋に連れて行っていただき、作業場に戻って夜遅くまで木についての話を聞いた。今日はこの作業場で木の香りに包まれて眠る。