コロナ禍になってから使うようになった言葉の一つに「濃厚接触」がある。カタカナで書くと「ノウコウセッショク」。慣れるまでちょっとドキドキしたのも懐かしい。
第7波あたりから、かなり身近に濃厚接触者や感染者がでてきた。今は第8波とのことで、本日も高崎の感染者数は400人を超えた。用心したいとおもう。
ところで話は変わるが、レキシという、日本のミュージシャン・池田貴史によるソロユニットがある。あまり音楽を聞かないわたしが、武道館や国技館でのライブにも行ったことがあるという数少ないミュージシャンの一人だ。
そのレキシの「狩りから稲作へ」は、名作だ。
「縄文土器、弥生土器、どっちが好き?
縄文土器、弥生土器、どっちが好き? どっちも土器」というきれいなメロディで始まる。
この歌は、非定住で狩猟採集の縄文時代から稲作定住の弥生時代への変化を男女の恋模様で歌い上げるものだ。
この歌の裏には、こんなエピソードがあるらしい。
狩猟採集民であった縄文人が初めて弥生人に出会ったときのこと。
弥生人「私たちはここで、土を耕し、稲を作って生活しています」
縄文人「え〜、土を耕すの〜」
これが世にいうノウコウセッショクだ。
農耕接触。ドキドキしたのもこのせいなのか。
知らんけど。