2022年12月16日
江戸時代の俳人滝野瓢水(たきの・ひょうすい)の句。
手に取るなやはり野に置け蓮華草 滝野瓢水
瓢水の友人が遊女を本妻に迎えようとして、それをいさめて作った句らしい。
「やはり」というのは、日本国語大辞典によると「動かさないで、そのままにしておくさま、静かにじっとしているさまを表わす語」とのこと。
毎年変わる制度があるが、せめて数年は、やはり置いといてほしい。日本企業の国際競争力は、こういうところで削がれているとおもう。