5383声 いっぱしのアート作品に見える

2023年03月05日

妻の働く美術館で子供向けのアートイベント。ストローや毛糸や色々な紙切れなどのマテリアルがたくさん用意されてあり、子供が自由に取ってきて工作して良いという内容。娘は初めは遠くで見ていたが、(娘はでき上がった輪に入っていくのが苦手)好奇心が勝ったようで、やると言い出して案内されたローテーブルに着く。彼女が興味を持ったのが小学生が使うような大きなはさみ。手が小さすぎてあまり上手に開けないのだが、ほんの少し刃先をひろげ、あぶなっかしいがなんとか紙切れに切り込みを入れていく。周りのボランティアのおばさんにも、小さいのに上手ねぇと感心される。まんざらでもないようだけど、この娘は褒められても、あまり喜んだりせず、基本はスルー。ぐるぐるとお絵かきした紙に、切った紙切れやまるめた毛糸などをのり付けしていく。普段は2分ごとに興味の対象を変える娘はが、この日は2時間近く創作活動に打ち込んでいた。これには親もびっくり。帰りに駅前の日帰り温泉に寄って、湯上がりに彼女は牛乳、私はビール。娘の作品は白い額にいれてリビングに飾った。いっぱしのアート作品に見える。そりゃあもう、今日も良い一日だったよ。