5446声 妖怪に会う 

2023年05月07日

ゴールデンウィーク最終日。

おとといの夕方、金沢に入った。

能登での地震の影響で、新幹線のダイヤは乱れてたが、むしろ予定より早く到着。

夕食は、学生時代、親に連れて行ってもらった思い出の店。今回は、加賀懐石ではなく、ベニズワイガニのコースを予約しておいた。ベニズワイガニはシーズン最終盤。名残のベニズワイ。

食事後、夜の金沢を散歩。途中、最終日に予約してある店を確認。その後、用水沿いの道で片町方面へ。

用水には、一軒一軒に橋がかかっている。そんな橋のひとつに木が鬱蒼としている場所があり、気になって覗き込んでいるとき、後ろから不意に話しかけられた。

「そこはね〜」振り返ると妖怪がいた。

いや、よく見ると雰囲気のあるおじいちゃんだ。妖怪ではなかったが、もうすぐ妖怪になれるかもしれない雰囲気は持っている。

「そこはね〜貴船さまだよ〜、縁切と縁結の。左に行けば、縁切。右に行けば縁結。2人は右にいくから大丈夫、ラッキーだね〜」というようなことを言われた。

強烈な時間だった。

そこからしばらく歩いて、新天地を覗いて、片町スクランブルまで行ったら、すごい数の人がいたので宿へ引き返す。

なかなか良かった金沢夜の散歩をもって、金沢の1日目が終了。

金沢2日目の昨日は、お昼に第七ギョーザを食べようということで、目指す。11時すぎに店に到着し、順番待ちの発券をすると21番。104分待ちの表示が画面に。順番待ちの間に、冷凍餃子が売られていたのでお土産として購入。発送はできないということだったので、近くのクロネコヤマトの場所を受付のおばちゃんに聞く。店を出て、スマホで調べると徒歩24分。時間は100分あるし、仕方ないし、覚悟を決め、歩いて目指す。おばちゃんの言っていた目印のマクドナルドは全然見えない。きっと車で来たのだとおもったのだろう。確かに第七ギョーザの駐車場は満車だった。

しかし、最高気温27度の夏日にこの距離を往復するのはつらい。次来るときは保冷バックを持って来ること、と心に刻む。

第七ギョーザのあとは、バスでまちなかまで移動し、国立工芸館へ。「ポケモン✕工芸展」を見る。

夕食は、東山の武作へ。ということで、金沢の2日目が終了。

今朝は、ひどい宿酔だった。ソルマックを飲んでから、イオマレに向かう。

イオマレでワインを呑んだら、宿酔が治る。すっぱいナチュールは迎え酒には最高だ。島さんから「堀澤さんによろしく」という伝言を預かる。

食事後、雨の中、金沢駅まで歩く。途中雰囲気の良いカフェがあったので少し休む。ロースター併設のおしゃれなつくりで、流行りの浅煎りのコーヒー。浅煎りのコーヒーは、ナチュールワインに似ていて、これはこれでいい。本日の流れとしてはいい感じ。

ということで、金沢の3日も終了。

ゴールデンウィークも終了。