前橋文学館で行われている「ちぎらまりこのはりえぐらし」に関連した公開制作の様子をライブ配信する。という希望があり、昼前に到着、セッティングを行った。どうせだったら全体の絵と手元、2カメを切り替えられるようにしようと思い、三脚を二脚立てて、小型のスイッチャーも設置する。
午後に、どうしてもという撮影が同市内であり、セッティングとスタートだけを僕がして、あとは文学館スタッフにお願いする形になってしまった。が、文学館のスタッフはとてもやる気があり(ちぎら展もそうだが、様々な企画展においては文学館スタッフが設営はもちろんディスプレイ装飾なども作成している)何ら心配はなかった。
ちぎらさんが今日制作したのは、萩原朔太郎の「およぐひと」という詩から連想した切り絵だった。その詩は三階の催しをするホールの入り口奥に(多分)開館当時から)壁に詩文字が書かれていて、その壁の余白を切り絵で埋めていく制作となった。はさみで切って、糊で貼って。独自なタッチと、優し人柄も感じさせる詩世界を拡張する絵になったと思う。
制作の様子は今は文学館youtubeでも見られるが、ぜひ足も運んでいただきたい。