合同会社岡安映像デザインとして独立して1年が経った。自分の苗字を入れるという恥ずかしい社名は(とはいえそれが一番と思った)、昔も今も個人のフリーランスみたいな仕事の関わり方なのであまり口にすることはなく、それはともかく僕と経理の2人の給料を1年間払えたことに少しほっとした。
今日は伊勢崎から、お世話になっている会計事務所の代表が来社してくれて、「決算報告書」をもとに話をした。どうにもこのお金に纏わる数字というやつが苦手なのだが、いち経営者として聞かねばならない。聞かねば。
開業資金はとかくかかっていない小さな小さな会社だが、概ね好調という評価をいただき・・けれど全く安心できない。現に今は請求書を出すまでが長い仕事を複数抱えていてキャッシュが少ない。会計事務所代表からは「どうすれば効率良く稼げるかを考えましょう」とアドバイスをいただき、それな!と思う以上に、突飛なビジネスではなく今やっていることをコツコツ・・と思ってしまう自分がいる。
僕は多分、トップで動くタイプの人間ではない。それをここ何年も承知の上で、ただ目先の事を続けていく、という行為のみによって生きている。経営者として、という心構えはまだまだ足りない。