5592声 興味の先

2023年09月30日

なんとなく5年前の、2018年9月のひとこえを読んでみる。ちょうど倉林くんがザブンをやめた月で、呑み切り会で竹鶴と日置桜に行った年だった。5年前もやはりよく寝ている。日常を言語化するのは人間には大事なことだが、私は臆病だから、どうしても違和感の言語化が多くなる。違和感の言語化はそうすることで感情の整理ができて落ち着きもするが、言語は感情よりもあとから生まれるので感情を抑える効果はあまりない。けれども、感情をうまく制御しておだやかに人生を送りたいとはそれはそう思う一方で、興味の先はどちらかといえば、どこまでも抑えられない感情やその要因の方にある。他者に対してもそれは同じで、どんなに落ち着いた人でもその表面的な大人加減には興味は行かず、内側で揺れ動くパーソナリティに関心は向く。内側で揺れ動く何かが悪感情に振れて、態度表情として噴出して平然としている場合は、とにかくその場から逃げたくなる。逆に、内側で揺れ動く何かをカムフラージュできてしまえて、しれっとしている場合も、その場から逃げたいと思う。きっと、葛藤のないものに興味がいかないのだと思う。