土曜日。
昨夜は飲み会だったのて、遅めの朝。
ネガティブ・ケイパビリティの本を読み始める。現代社会で急速に失われつつある、また、顧みられなくなってきている考え方。自分なりに咀嚼して、文字にできるようになったら、このことについて書いてみたい。
朝が遅かったので、遅めのランチをということで東吾妻までドライブ。
セレニテでランチをいただきながら、ゆったりとしたひとときを過ごす。店内には静かなBGMが流れているのだが、おもての鳥の鳴き声や風の音までもが、BGMのよう。
セレニテの出入口の木の扉は引き戸で、硝子がはめこまれたものだ。格子状になった木の間に25枚もの硝子がはめ込まれた、よく見ると作るの大変だろうなというデザイン。
その扉が2枚一組で引き戸になっている。
合計50枚の硝子。
その50枚のなかに緑色の硝子が8枚ある。
戸1枚に4枚の緑硝子。
日が傾き、その緑色の硝子が落とす光の影が、店内の床を揺らめいていた。