5825声 みんなで映画を観るということ

2024年05月19日

月1ペースで伊参スタジオ映画祭の集まりをしている。映画祭が近くなれば(今年も11月を予定)もっと頻繁になるが、今は月1ペース。主に、今年どんな映画を上映するか、という話し合いやスタッフ試写を行うこととなる。昨日は、ツインプラザの一室をお借りして2本映画の試写をした。集まったスタッフは少なめだったが、やはりみんなで映画を観るのは楽しい。しかも観るだけじゃなくて、それを上映するのかしないのか決めるという目的もある。

映画祭の実行委員長が言ってはいけない内容な気がするが、ずいぶん前から映画を観る機会を減らしてしまっている。仕事の合間にNetflixは観たりするが、映画館に行くことも稀だ。それは決して映画に飽きたということではないが(映像が仕事の主であることは変わりないし)、映画とは関係ない魅力的な人や事に触れる機会が増えてしまったことによるものが大きい。

今日観たうちの短編の1本は、過去あまり観たことがないような独自な映画だった。それは自主映画的な未熟なものを感じたということでもあり、監督は撮りたいものを思い切り撮ったんだろうなという勢いでもあった。若い頃は、そういう独自な映画もたくさん観ていたような気がする。

映画祭スタッフみんなで映画を観る先には、映画祭で多くのお客さんに映画を観ていただく本番がある。今年も良い映画祭にしたい。