6421声 素の顔

2026年01月05日

仕事始めは太田市美術館・図書館の「原倫太郎+原游 バベルが見る夢」展の撮影だった。(〜1/18まで)

壁一面に絵画が飾られた部屋には、小さな球が縦横無尽に行き来している。CGなどではない。ピアノ線のような細い線を渡っていく球が、コンベアによって上方に運ばれ、また線を渡ってコロコロと壁向こうまで転がっていく。そういった仕掛けを含んだような作品が1階、2階、3階と続いていく。

大人から子どもまで楽しめる展示なので、今日の撮影では家族のモデルをお願いした。美術館勤務の方の家族も含めて3家族が集まってくれた。初めて来た方が多かったので、素のリアクションが欲しいなと思い「普通に見てもらってその様子を撮ります」と言ってはみたものの、素か演技はわからないが指で絵を指して美術館鑑賞をしている親子的な動きをされる方もいて、それはそれで良いので撮影したが素の顔を撮るのって難しいなと思ったり。

けれど、3階にある言葉の積み木の作品では、例えば「それでも地球は」「とろみがついたら」「ドンジャラホイ」みたいに言葉を積み上げて面白造語が作れる作品なのだが、子どもも大人も夢中。はい、演技お願いしますではない良い表情が撮れた気がする。いいよね、素の顔って。