1096声 味は故郷

2010年12月31日

さて、大晦日。
読者諸氏の家でも、蕎麦に餅におせち。
揃えて、年越しの準備を済ませたところであろう。
今日は、ほのじでもおせちの引き渡しが行われる。
核家族で育った私は、小さい頃から、重箱に入った豪勢なおせち。
と言う物に、縁が薄かった。
毎年、母がスーパーで買って来た、出来合いの小さなおせち。
年越しは、「緑のたぬき」か「どん兵衛」であった。

その所為か、正月料理と言う物に対する興味が、とても薄い。
年越し蕎麦を食べずとも、元旦の朝に雑煮を食べずとも、
挙句の果ては、おせちを食べずとも、良いと思っている。

しかし、ここ最近は妙に、祖母が作ってくれた、おせち。
栗きんとん、伊達巻き、紅白かまぼこ。
なますに、昆布巻きに、焼き物に、煮物。
それ等が、とても懐かしく思える。
祖母は健在なのだが、当然、一昔前のように、
バリバリと料理は出来ない。

おせちは、食べておいた方がよい思う。
それが、豪華なおせちであろうと、なかろうと。
その味がきっと故郷になる。
日本人としての、である。

今朝、祖母から電話が有った。
「明日は何時頃来る」
かと、言う電話が。

毎日読んでくれた人、時々読んでくれた人、今日初めて読んだくれた人。
全ての読者諸氏に、一年間、ほんとうにありがとうございました。
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是非、お便り下さい。
それでは、来年もよろしくおねがいいたします。

【天候】
終日、薄く雲の掛かった冬晴れ。