1117声 大寒の馬鹿晴れ

2011年01月21日

「大寒」
から一日過ぎてしまった。
昨日に、大寒の事を書こうと思っていて、すっかり忘れてしまった。
一度思い出した事を、このまま有耶無耶にするのは、
何だか気持が悪いので、今更ながら、大寒の事を書こうと思う。
しかし、大寒の事を書く。
と言う事は分かってても、はて、大寒の「何を」書こうとしたのかが、
一向に判然としない。

大寒の昨日。
そして、大寒から一日たった今日も、呆れるくらい、晴れていた。
まさに、この句を暗唱してしまうような。

大寒の馬鹿晴れにして山へ鳥   岸田稚魚

寒過ぎる。
そして、空が青すぎる、大寒の日。
澄んだ景色の中、遠くの山へ飛んでゆく鳥が見える。
やけくそ気味に馬鹿晴れした空の下、
その光景を眺めている、作者の呆れ笑いが見えるようである。

現在時刻、午前零時。
我が部屋には、スチームヒーターが付いているが、やはり大寒。
放射冷却。
か、なんか知らんけど、こりゃ寒いね、しかし。

【天候】
終日、快晴。
午後より、風強し。
浅間山、峰に雲を置きつつ、全体雪。
赤城山、山頂部に薄く雪。
榛名山、雪無し。
妙義山、雪無し。