1210声 日曜の夜の爆発

2011年04月24日

まさに、今。
第17回統一地方選の後半戦となる、
市町村長選と市町村議選が開票され、
その結果が、テレビ中継されている。
自分が投票した候補者はどうだったかな。
などと、テレビの前で曲がった鼻をほじりながら見ているのだから、
私などは、気楽なものである。

日曜日の午後9時。
と言えば、日曜洋画劇場がある。
選挙速報と、チャンネルをザッピングしながら、観ている。
洋画劇場の作品は、「イレイザー」である。
主演の、アーノルド・シュワルツェネッガーと言えば、
後のカリフォルニア州知事。

映画の中では、サイレックス社ってのが悪役。
これが、合衆国国防省次官と組んで、ロシアのテロリストに、
武器を大量密売を企んでいる。
その計画を知ったサイレックス社社員である、ヒロイン。
ヴァネッサ・ウィリアムズが、その陰謀を阻止するべく、
社から情報を盗み出す。
そして、アクション映画、王道の筋書き通り、悪者に追われる。
そこで、真打ち登場となり、イレイザーことシュワちゃんが登場し、
証人の個人情報を社会上から消す。
しかし、消しきれずに、悪者に終われる羽目になる。
最後には、無事、悪者を倒(消去)して行く。
と言う、あらすじ。

如何にも、この時期のアメリカらしい、直球のアクション映画である。
そのラストシーンでは、悪者が乗った車に電車が衝突し、爆発オチとなる。
兎も角、終始、何かと爆発する。
日本でも、昔のヒーロー物などでは、最終的に、悪者の爆発オチとなるので、
もはや、悪者が爆発するのは、伝統芸能と言える。
しかし、爆発シーンを観ていると、先月の震災の映像が胸中にフィードバックされ、
いささか胸の奥がざわめく思いでもある。

そんな事を考えている間に、地元の市長選挙の開票結果が出ており、
新しい市長が決定していた。

【天候】
終日、やや雲多くも穏やかに晴れた一日。