飲んでいるし、喰っている。
それまでの摂生生活による反動、がそうさせるのである。
現在も、沢庵を齧りつつ、これを書いている。
先の震災を受けての、自粛ムードではなく、鼻骨骨折による自粛ムード。
によって、連休中、体力的に懸念される遊びは、自主的に控えた。
面白い人や、美味しい食材が、集結している。
そして、多くの仲間がかやぶき屋根の家を作っている、中之条町。
そんな、面白気なところへ、行けば、面白うて面白うて。
お痛をする自分が、目に見えている。
お痛をして、私の鼻などはmどうでもよいのだが、そこに居る人たちの、
折角の「面白い」を、壊したくない。
なので、おしとやかな観光場所は、他にどこかしら。
と調べていたら、高崎市内、「みさと芝桜公園」の、祭り期間が本日終了。
と言う、情報を見つけて、「これなら」、と言う事で、行ってみた。
まずまずの咲き具合に、まずまずの混み具合。
と言ったところ。
丘陵の一面の芝桜。
紅に桃に白、三色の帯が、渦を巻いて、まるで絵画の様な風景。
屋台が盛大に出ており、地場産野菜の販売や、焼きまんじゅうや焼きそばなど、
御馴染の「粉もの」を焼く、良い匂いが漂っている。
屋台通りをひやかしながら歩いていたら、声をかけて来た、売り子のおばちゃん。
話している内に、何故か、糠漬けの沢庵を一本、購入していた。
沢庵の先端部分が飛び出していて、おまけに、糠臭い、ビニール袋を片手に、
芝桜を鑑賞する。
と言う、なんとも、この幻想的な雰囲気に似つかわしくない格好で、
園内を闊歩していた。
俳句でもひねろう。
と言う気持は、沢庵と一緒に糠漬けになってしまったようで、
一向に、頭も冴えない。
帰宅して、いま。
缶麦酒と一緒に、パリポリと、この沢庵をつまみに食べている。
驚くほど、美味しい。
【天候】
終日、曇天。
気温もあまり上がらず、夜半にかけて下り坂な一日。