明日は、ジョウモウ大学開校式の日。
と、書いている今は、一夜明けて、開校式当日の朝。
夏の眩しい日差しが注いでいるが、窓からはまだ、
早朝の清涼な風が吹きこんでいる。
今日も一日、炎天になりそうである。
電話が鳴って、起きた。
寝惚け眼でそれを耳に当てると、中から、ほのじ氏の声。
二日酔いの頭痛を感じつつ、今日行われる授業の確認を行う。
最終的に、授業参加の定員は埋まった。
と聞いて、一安心したが、句会で使用する用紙を、追加で作らねばならい。
電話を切ってから、早速、パソコンの前に座った。
ともあれ、他の授業に比べ、俳句に至っては、
紙とペンさえあれば出来てしまうので、楽。
「楽」と言っても、さて、もし今日初めて俳句に接する人がいて、
その人に、俳句の「楽しさ」を伝えられるか、と言ったら、これは「楽」ではない。
私は、今日、たまたま「先生」と言う立場で出席するが、
俳句の宗匠であるという気持ちは、まかり間違っても無い。
「若輩のお主が、俳句教室など笑止」
そんな事を、もし思っている人があれば、それは間違いである。
俳句と言う、この世界最短詩を楽しむ為に、年齢の如何は問題ではない。
問題は、今、出掛けねばならぬ時刻まで、
残された時間の余裕が無い、と言う事。
私が遅れたのでは、洒落にならない。
特に、俳句の座では、遅刻は禁物。
そう言えば、浴衣。
今日は、和装で参加と言うお達しが出ているので、
まず、箪笥から浴衣と帯を探さねばならない。
いよいよ、何かと切羽詰まって来た。
【天候】
朝より、快晴の夏日。