1314声 都市生活者と祭り

2011年08月06日

祭半纏の衆が引っ張って行く、華やかな山車が運行している中央銀座を通って、
俳句仲間のお店へ。
去年の高崎まつりは雨降りだったので、少しくらい曇っていても、
今年は天気に恵まれたと言うべきであろう。
人づてに聞いていたように、今年はやはり露店の数が少ない。
店内で浴衣を試着させてもらったり、ひとしきり雑談した後、
展示してあった木工作家吉沢さん製作の、ぐい飲みをひとつ買ってきた。
杉の木に紅い漆が塗られており、とても綺麗である。
今後、漆の色の経年変化が楽しみである。

友人知人のお店などを回って、帰路に着いた。
「焼き茄子みるくブルーベリーかき氷」
と言う、完全に「わるのり」な面白いかき氷を、すもの食堂で食べた。
そうやって、食を楽しみながら涼をとる。
かき氷ひとつで、「面白い」が得られるのだから、やはり、面白い。

祭りの時期になると、祭と共に生活がある、都市生活者が羨ましく思える。
郊外に住む私などは、高崎の祭りも花火も、いささか蚊帳の外に置かれている感がある。
地区の祭りはあり伝統は受け継がれているのだが、
やはり住んでいる市区町村最大規模の祭りに、参加したい気持ちはある。

いまは、夕暮時。
あと少しで夕立の来そうな厚い雲の裏に、かすかに茜色が見える。
これから、やはり郊外にある馴染みの店へ出掛け、麦酒でも飲んでこようと思う。
昨日が八木節祭りの熱狂の最中で飲んでいた酒だったので、
今日は、祭りの話を肴に、ゆっくりやるのもいいだろう。

色街に子供の遊ぶ祭りかな  (諒一)

と、こう言う光景が、郊外には無いんだ。

【天候】
終日、曇りがちなる晴れ。
夕立、ひとしきり。