1399声 置酒歓語

2011年10月30日

三本目の缶麦酒を飲み干した時点で、既にしたたかな酔いを感じている。
小さなお祝いと、小さな反動、そして大きな出会いを思いつつ、四本目の缶を傾ける。
既に、ちと温い。

まず、祝い。
と言うのは、今日。
東京は清瀬市で開催された、「第3回石田波郷俳句大会」の表彰式と講演会に出掛けて来た。
私は、新人賞奨励賞と言う賞を頂いたので、出席した。
石田波郷は好きな俳人なので、大賞でなくともその名を冠した賞を頂けたのは、光栄である。
次に、反動。
受賞式が終わって、懇親会。
遅刻寸前で伺う羽目になったので、今回はやむを得ず、高速道路を飛ばして車で出掛けた。
その為、瓶麦酒を眼に前にして、一滴も飲めなかった。
酒飲みとしては、辛かった。
その反動で、いま、このパソコンの前で、心おきなく飲んでいる。
そして、大きな出会い。

今回の新人賞は、30歳以下と言う決まりがある。
その為、受賞者の若い世代の俳人の方々、そして選者の先生方と、しばし交流できた。
郷里、群馬へと戻り来たいま。
清瀬で同世代の俳人と波郷で言うところの「置酒歓語」出来なかったのが、いささか残念である。
しかし、大きな出会いあった。
賞、もそうだが、それに付随する出会い。
の方が、嬉しく感じている。
ここまで書いた時点で、さて、缶麦酒が空になったようなので、
冷蔵庫へ取りに行かねば。

【天候】
下り坂の天候で、夕方より一時雨。