1406声 湯屋の帰り道

2011年11月06日

「しょうが湯」
風邪っぴきが体を温めようと、飲む物でなくて、薬湯である。
今日訪れた高崎市の藤守湯で、今日初めて試みる薬湯が、
このしょうが湯であった。
ほのかに生姜の香りがして、とても、体が温まった。

雨降りの天気の中、今日は県内の銭湯を数軒、回って来た。
一人でなく、新聞社の記者の方と一緒に、である。
今月の26日は、11月26日の語呂合わせで「いい風呂」の日。
その日に向けた特集を、銭湯で組もうと言う事で、同行の取材であった。
懸念された天気にも関わらず。、とてもスムーズに行程を進める事ができ、
行く銭湯行く銭湯で、瓶牛乳を頂いた。
数年前から銭湯を回っているが、行く毎に新しい情報を得られる。
特に、今回の様な取材のプロと行くと、思わぬ新情報が伺え、新鮮である。
「群馬伝統銭湯地図」の方も、各銭湯で順調に減っている様なので、
一安心した。
そして、補充も出来たので、一石二鳥であった。

最後に寄った藤守湯で、お湯を頂いて、帰って来た。
芯まで温まって、銭湯の外に出ると、もう雨は上がっていた。
吹き来る夜風が、洗い髪を冷やして行くこの帰り道には毎年、冬を実感させる。
そう言えば、明後日は立冬。
まだまだ、群馬の銭湯は、元気で、面白い。
冬が来て、銭湯の季節がやって来る。

【天候】
曇りのち雨。