昨日頂いて来た、伝統俳句協会のカレンダーの封を解いてみると、
中に、「こども俳句カレンダー」なるカレンダーが同封されていた。
広げて、掲載されている句を読んでみると、これが中々面白い。
掲載されている中から、小学校に上がる前の子にしぼり、
最年少俳人の句から抜いてみよう。
以下四才。
おつきさまゆうやけぐもにはいってる (たけさだはるすみ)
綺麗な「写生句」です。
以下五才。
ジャイアンをみずてっぽうでやっつけろ (こじまりんのすけ)
そうだそうだ。でも、仕返しがこわい。
あめやんでにじのトンネルくぐりたい (みのゆうき)
心はもう、虹のトンネルをくぐっています。
だいすきだめっちゃおいしいきなこもち (ふじわらいおり)
なかなか渋い趣味ですねぇ。
たんぽぽはわたげになればたびをする (すずきみゆう)
壮大な旅は、いま始まったばかり。
ちょうちょはねなんでとべるのかるいから (しみずみゆ)
すでに自然科学の目をお持ちです。
以下六才。
みずあそびいわのうえからとびこんだ (あさかちか)
山深い渓流。気持好さそうです。
【天候】
やや曇りがちなるも、概ね晴れ。