1487声 寝俳句

2012年01月27日

今朝、私の体感では、今期一番の冷え込みであった。
家の中の水道はどこも凍てて出ないし、窓だって結露が凍ててしまって開かない。
日本海側に住む人にとっては、「なんのそれしき」と思われるかもしれないが、
首都圏の人が想像している程、群馬県平野部の降雪量は少ない。
よって、長年住み暮らす人では、防寒対策には疎いと思う。
豪雪地帯も寒いが、空っ風吹きすさぶ乾いた寒さも、身を切られるようで辛い。

昨夜、榛名山へ俳句合宿に行っている仲間を羨んで、
こっちはこっちで、温かい部屋で句を作ろう。
そう決めて、蒲団にもぐり込んで、ストーブを付けたまま、
腹ばいになって句作していた。
一句できたところまでは憶えているのだが、「はっ」と気がつけば、朝。
薄暗い部屋を、ガンガンに燃えた電気ストーブが、ほの赤く照らしていた。
おかげで、喉、鼻はもとより、肌や髪の毛に至るまで、カラカラに乾燥してしまった。

火事にならなかっただけ、よかった。
寝煙草もよくないが、寝俳句もまたよくないのである。

【天候】
晴れて入るが、山から雪雲が流れ込んできて、寒い一日。