1512声 参道の鷹女

2012年02月21日

今週末、千葉県は「成田山新勝寺」に行く予定がある。
目的は参拝、と言うことの他に、俳句大会に参加する為である。
厳密に言えば、「日本伝統俳句協会関東支部大会」と言うことになる。
書いたところで、俳句に親しみの無い人にとっては、
「漢字がやたらと多い」くらいしか想像が喚起されないと思う。
まぁ、そう言う俳句のコンクールに参加しに行く予定なのだ。

新勝寺には、昨年だっか一昨年だったか、行った事がある。
「成田」と言えば、「空港」でもなく「とんかつ弁当」でもなく、
「三橋鷹女」と出て来なければ、俳句に携わる者として「もぐり」と言われてしまうだろう。
ちなみに、二番目の「とんかつ弁当」てぇのは、私が好きな駅弁。
鷹女のプロフィールを述べる分量は、今日のこのスペースには残されていないが、ともかく。
かつて「四T」と称された、女流俳人四天王の一人なのである。

参道には、鷹女の等身大ブロンズ像が建っている。
像を一見し、着物をぴしっと着て背筋を伸ばしているその立ち姿と、
思い起こしている鷹女の句とが、乖離していなかった。
「句のイメージ通りの女性」と言う印象のブロンズ像だった。
こっそり写真を一枚撮った。
「キリッ」と、カメラを睨まれそうなので、こっそりと。
今週末に行った時は、句碑と墓にも参ってくるつもりである。

【天候】
終日、風も無く快晴であたたか。